無印都市の子ども

まなざしのゆくえ

【お知らせ】KAI-YOUさんに寄稿しました。(本棚から見える『バケモノの子』の世界)

KAI-YOUさんに寄稿しました第二弾です。

今夜の地上波放送に合わせて、『バケモノの子』の記事をKAI-YOUさんで書かせていただきました。劇中に登場する本や本棚から『バケモノの子』の物語を少し紐解こうというものです。

放送と同時に、Twitterで『バケモノの子』の本棚解析を行おうかと思っています。それらを事前にまとめたものを、このあとの記事に載せておくのでチェックしてくれたら嬉しいです。が、記事には多少のネタバレも含みますので、本編を観てからのほうが良いと思います。

 

そういえば、記事の公開直前に、日本文学振興会の読書推進キャンペーンが煽り文によって炎上しました。

ジャンルの定義を狭め、排他的で閉鎖的な態度を取る文化には衰退しかないと僕は常々思っていて、だからこそ今回の炎上は一文学好きとしてかなしいです。

 

文学的な要素を含んだアニメは数多くあって、それをテーマにした『バケモノの子』の記事をこのタイミングで出せたのはたぶんラッキーだし、文学は排他的でもないし閉鎖的でもないことが少しでも伝わってくれたらと思います。

普段は小説なんて読まないけど細田守とか宮崎駿とか新海誠とかのアニメ映画は好き、みたいな人に記事を読んでもらえたら嬉しいです。

文学好きな読者さんには厳しい目で読んでもらって「わかってねえなぁ潮見」とほくそ笑んでもらえたらもっと嬉しいです。

<了>

バケモノの子 (角川文庫)

バケモノの子 (角川文庫)