- コンセプトの揺らぎ、あるいは変更
「決してうまくない歌とダンスでも楽しく“上”を目指すから応援してね」というスタンスだったAKBが、東京ドームを終えて“上”まで昇り切り「成熟期」に入ったところで何か新しい方向性を見出さなければいけないというのは理解できる。
でも、「AKB48史上、最高難度のダンスパフォーマンス」を売り文句にする楽曲をリリースすることは、上記のAKB48の基本コンセプトとの矛盾をはらんでいるような気がしました。
- ダンステクニックでの勝負を観たいのか否か
よくAKB48が高校野球に例えられるように、彼女達の持ち味は全力投球のストレートだったはず。
なのに、ここへ来て「シンカー投げられますよ、私たち」と裏を返す楽曲が『UZA』。シンカー投げられること自体はすごいんだけど、世の中にはもっとキレの良いシンカーを投げられる人がたくさんいて、そうなると「別にAKB48でなくていいじゃん」という風になりそう。かと言ってこのままストレートを投げ続けても、今以上の球速は出そうにない。という難しい状況。
一応松井Jさんがセンターではあるけれど、世代交代というよりも、今いる主力メンバーとAKB48母体をどのように昇華させるのかに迷ってますみたいな段階の楽曲なのかもしれませんね。
今朝解禁されたMV動画はこっちの記事に貼っています→ http://shiomilp.hateblo.jp/entry/2012/10/03/112055

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